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火災報知器を自分で交換する場合の手順は?必要な物や注意点も解説

火災報知器の取り付けに使う電動ドライバー

 

皆さんのご家庭には、火災報知器を設置していますか?ハウスメーカーや管理会社に任せっきりにしており、特に気にしたことがない方も多いのではないでしょうか。

 

火災報知器を取り付けるためには大掛かりな工事が必要だと思われている方も多いようですが、実は火災報知器は大変安価で購入できて、ドライバー1本で手軽に取り付けられるものなのです。この記事では、火災報知器を自分で取り付ける方法や設置にあたっての注意点を解説します。

この記事を読むための時間:3分

火災報知器を設置するのに必要なもの

まずは、火災報知器を設置するのに必要なものを見ていきましょう。

火災報知器の本体

当然ですが、新しく取り付ける火災報知器の本体が必要です。ホームセンターやネットショップなどで2,000円〜販売されています。

専用の電池

同じタイプの火災報知器だとしても、本体の交換のタイミングで電池も新しくしておきましょう。基本的に、専用の電池は製品に付属していているか、最初から取り付けられています。

取り付け用のネジ(本体に同梱されている)

火災報知器本体を、取り付けるためのネジが必要ですが、本体に同梱されているはずなので、購入した際に確認しておきましょう。

ドライバー

火災報知器を取り付けるためには、ネジ止めして壁や天井に直接設置するため、ドライバーが必要です。電動ドライバーがあれば作業がさらに楽になるでしょう。

脚立

高所作業になるため、脚立が必須です。代わりになるものを用意する場合も、ケガの原因にならないように安定した踏み台を選んでください。

火災報知器を自分で交換する方法

ここからは、火災報知器を自分で交換する方法を解説します。

古い火災報知器を取り外す

まずは、ドライバーを使って古い火災報知器を取り外しましょう。

本体に電池をセットする

新しく取り付ける火災報知器のカバー(土台部品)を取り外し、電池をセットします。赤と白の配線がありますが、つなげる場所は決まっているため、説明書に従って接続しましょう。

動作確認を行う

電池の取り付けが完了したら、表にあるボタンを押して動作の確認を行います。

土台を天井に取り付ける

電池を取り付ける際に一旦外したカバーを、天井に取り付けていきましょう。付属のネジを使用し、ドライバーで止めていきます。

本体を土台にはめ込む

天井に土台が固定されたら、警報器の本体をはめ込みましょう。これで取り付けは完了です。

火災報知器を自分で交換する際の注意点

火災報知器の取り付けは簡単といっても、安全に使用するためにいくつか注意点があります。

設置場所に注意する

火災報知器の設置場所はどこでもいいわけではなく、国が決めた基準やお住まいの市町村の条例に従う必要があります。一般的には、寝室や寝室があるフロアの階段となっていますが、市町村によっては、それに加えてキッチンやリビングも設置義務の対象です。

煙式の火災警報器を選ぶ

火災報知器には煙式と熱式の2種類がありますが、特別な場合を除いて、煙を感知して警報を鳴らす「煙式火災警報器」を選びましょう。熱式タイプのものよりも、早く火災を検知することができます。

 

ただし、キッチンなど煙が出やすい場所で使用すると誤作動してしまう可能性があるため、そのような場合には熱式タイプのものを選んでください。

ケガのないように作業を行う

火災報知器の取り付けは、基本的に高所での作業になります。上を向きながら手元に集中していると、足元への注意が散漫になってしまい、ケガにつながる恐れがあります。脚立は必ず安定した場所に置いて、事故のないように作業を行ってください。

火災報知器にかかる費用の目安

火災報知器を設置するために必要なドライバーや脚立などを購入しなくても良い場合にかかる費用は、火災報知器本体の費用のみです。安いものだと1個2,000円ほどの製品が販売されています。

 

なお、火災報知器を業者に依頼して設置してもらった場合には、およそ1万円〜5万円程度かかるのが一般的です。設置にかかる費用は、単独型か複数取り付けなければならない連動型かによっても異なりますし、設置する警報器の個数によっても変動します。

作業時間の目安

火災報知器を取り付ける場合、1個あたり10分程度で完了します。慣れていればもっと短く済むでしょう。

まとめ

火災報知器を自分で交換する方法をご紹介しました。火災報知器についてはいまいちわからないという方や、任せっぱなしにしてしまっているという方も多いようですが、案外手軽に取り扱えるものです。せっかく報知器を取り付けていても、いざというときに故障して役立たなければ意味がありません。

 

設置してから10年経っているかも…と不安になった方は、ぜひ今回の記事を参考にしながら、報知器の交換を行ってみてくださいね。

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